フラスコ
フラスコ
■適切な培地量について
培養面積1cm2に対して、培地0.2~0.3mLを添加する事をお奨め致します。(培地1mL~1.5mLに対して、培養面積5cm2

OK25cm2フラスコに培地5mLを入れた状態。
培養面を培地が覆い、良好な培養が可能です。

NG25cm2フラスコに培地25mLを入れた状態。
培地がフラスコ口元まできており、培地の入れ過ぎです。

■ダブルシールキャップのキャップポジションについて

NGキャップが締まっている状態。

閉鎖系培養やフラスコを持ち運ぶ場合、キャップを完全に締めて使います。
CO2ガスは入らない為、CO2ガスが必要な培養系の場合、このキャップポジションのままでは、細胞が死滅します。

OKキャップが半開の状態。

CO2インキュベーター中では、このキャップポジションでご使用ください。

NGキャップを緩めすぎです。

軽く触れただけで、キャップが落下してしまいます。
フラスコ内に、細菌やカビが入り、細胞が汚染されてしまう可能性が高くなります。

NG

キャップを締める角度が正しくないため、CO2ガスが入らないポジションで、キャップが締まっています。

CO2ガスが必要な培養系の場合、このキャップポジションのままでは、細胞が死滅します。

NG★フラスコ口元を塞ぐ泡にご注意ください★

キャップが正しい半開のポジションになっていても、フラスコ口元に大きな泡が残ったままだと、CO2ガスがフラスコ中に入らず、細胞が死滅することがあります。