IWAKI CTE33ガラス管一般規格
IWAKI CTE33ガラス管一般規格
1. 寸法規格

(1)外径・肉厚・内径(毛細管のみ)
別表に記載

(2)真円度
同一円周上における最大外径値と最小外径値との差
IWAKI CTE33ガラス管の真円度は下記の通り規定される
 外径φ200未満 外径の2.5%まで(RODは外径の6%まで)
 外径φ200以上 外径の1.2%

(3)偏肉
同一円周上(両端部)における最大肉厚と最小肉厚との差
 全サイズ共通 肉厚の15%まで

(4)曲がり
ガラス管の両端を支え、1回転させたときの中心部の振れ幅の1/2の値

外径
φ3〜φ6 2.0mm以下/1400mm
φ7〜φ30 2.0mm以下/1400mm
φ31〜φ100 2.0mm以下/1400mm
φ101〜φ200 2.5mm以下/1400mm
φ201以上 3.0mm以下/1400mm
● CZECH(チェコ)製品

(1)外径・肉厚・内径(毛細管のみ)

(2)真円度
外径の2.8%まで(RODは外径の6%まで)

※両端部同一円周上における最大外径と最小外径との差

(3)偏肉
肉厚の12%まで

※両端部同一円周上における最大肉厚と最小肉厚との差

(4)曲がり
 φ4〜φ6 4mm以下
 φ6〜φ30 1.5mm以下
 φ30〜φ100 2mm以下
 φ100〜(φ180) 2.5mm以下

※ガラス管の両端を支え1回転させた際の中心振れ幅の1/2

その他の規格につきましては、お問い合わせください。
2. 外観規格

常の室内光下で被検査物より凡そ50cm離れて、一見して観察される項目について検査します。

(1)ストーン
ガラス原料などの未溶解物やガラス晶化したもの
下表に示す許容個数を超えないこと

ガラス管の単量 ストーンの径
φ0.5以下
ストーンの径
φ0.6〜φ1.5
ストーンの径
φ1.6〜φ2.5
ストーンの径
φ2.6以上
〜0.5kg未満 許容 1 1 不可
0.5〜1.0kg未満 許容 2 1 不可
1.0〜2.0kg未満 許容 2 1 不可
2.0〜5.0kg未満 許容 3 2 不可
5.0〜10.0kg未満 許容 4 2 不可
10.0kg以上 許容 6 3 不可

(2)ノット
ガラス中にある透明な塊で、ガラス質であるが周囲のガラスと光学的特性が異なるもの
下表に示す許容個数を超えないこと

ガラス管の単量 ノットの径
φ1.0以下
ノットの径
φ1.0〜φ3.5
ノットの径
φ3.6〜φ6.0
ノットの径
φ6.1以上
〜0.5kg未満 許容 2 1 不可
0.5〜1.0kg未満 許容 3 2 不可
1.0〜2.0kg未満 許容 4 2 不可
2.0〜5.0kg未満 許容 6 3 不可
5.0〜10.0kg未満 許容 8 4 不可
10.0kg以上 許容 12 6 不可

(3)エアーライン
ガラス管にある引き延ばされた泡。長さ20mm以下の場合、シードラインと呼ぶ
最大幅・長さとも下記規格数値を超えないこと
 (1)幅

  φ100未満 1.0mm以下は許容
  φ100以上 2.0mm以下は許容
 (2)長さ
  20mm〜500mmのエアーラインの合計長さ500mmまで許容(全サイズ共通)

● CZECH(チェコ)製品

(1)ストーン
下表に示す許容個数を超えないこと

φ0.3未満 φ0.3〜φ1.0未満 φ1.0〜φ2.0
1kgあたり許容個数 許容 2 1

(2)ノット
下表に示す許容個数を超えないこと

φ0.3未満 φ0.3〜φ1.0未満 φ1.0〜φ3.0
1kgあたり許容個数 許容 4 2

(3)エアーライン
長さ20mm以下の場合シードラインと呼ぶ
最大幅・長さとも下記規格数値を超えないこと
 1)幅

  φ100以下 1.0mm以下は許容
  φ100超 2.0mm以下は許容
 2)長さ

  20mm以上のエアーラインは10mあたり0.8mまで許容

3. 品質保証水準
原則JIS Z 9015-1-2006のナミ検査1回抜取にて設定します。