【第13図】に示すノモグラムは遠心分離機の回転数と回転半径(遠心機の主軸から遠心沈殿管までの距離)から遠心力が算出できるように表してあります。このノモグラムは使用される条件の回転数(rpm)を左側の軸に、回転半径(mm)を右側の軸にそれぞれプロットし、直線で結び、この線が中央軸と交わった点が求める遠心力(g)となります。なお、この遠心力の値は、遠心沈澱管に純水を入れて行った試験に基づいています。
RCF(g)=11.18×10-⁶×RN²
R=回転半径(cm)
N=回転数(rpm)
注意:遠心沈澱管の機械的強度はガラス表面の品質に大きな影響を受け、ひっかき傷、カケ、ヒビ等がガラス表面にあると、強度は大きく低下することになります。ご使用前に表面の傷の有無をお調べください。