ガラスベース
ガラスベース
ガラスベース製品一覧表
ガラス厚(mm) ガラスの種類 品名 品種コード 製品詳細
0.08~0.12 カバーガラス呼称:No.0 ガラスベースディッシュ 3961-035 底面ガラス:φ12mm
3960-035 底面ガラス:φ27mm
0.13~0.17 カバーガラス呼称:No.1 ガラスベースディッシュ 3911-035 底面ガラス:φ12mm
3910-035 底面ガラス:φ27mm
カバーガラスチャンバー 5202-001 * チャンバー数:1
5212-002 * チャンバー数:2
5222-004 * チャンバー数:4
5232-008 * チャンバー数:8
0.15~0.2 カバーガラス呼称:No.1S ガラスベースディッシュ 3971-035 * 底面ガラス:φ12mm
3970-035 * 底面ガラス:φ27mm
3922-035 底面ガラス:φ12mm(グリッド付き)
シングルウエル ガラスベースディッシュ 3971-101 底面ガラス:φ12mm
トリプルウエル ガラスベースディッシュ 3970-103 底面ガラス:φ27mm
SkyLightガラスベースディッシュ 3971-035-SK 底面ガラス:φ12mm, 天面ガラス:φ30mm
3970-035-SK 底面ガラス:φ27mm, 天面ガラス:φ30mm
0.15~0.2 EZVIEW®カルチャープレートLB 5816-006 * 6ウエル プレート
5826-024 * 24ウエル プレート
5866-096 * 96ウエル プレート
EZVIEW®アッセイプレートLB 5882-096 96ウエル プレート
●一般的な共焦点顕微鏡では、カバーガラス厚0.17mm(カバーガラス呼称:No.1S)が推奨されています。
 補正リング付き対物レンズを使用することで、他のガラス厚での観察も可能です。
●微分干渉顕微鏡用には、底面・天面ともガラス素材のSkyLightガラスベースディッシュをお薦めします。
 通常のガラスベースディッシュでは、蓋がプラスチックとなっているため、高解像度での観察時には蓋を除く必要があります。
*各種ECMコート製品をご用意しております。
■トリプルウエル ガラスベースディッシュ使用例
■薬剤処理した動物培養細胞のライブセルイメージング
(大阪府立大学 杉本 憲治先生ご提供)

ヒト MDA-435-S細胞(mPlum-histoneH3標識)のタイムラプス撮影
 ウエル1 : マイトマイシンC処理
 ウエル2 : コントロール(DMSO処理)
 ウエル3 : ノコダゾール処理

マイトマイシンC : DNA合成阻害(細胞分裂阻害)試薬
ノコダゾール : 細胞周期M期同調試薬

〈結果〉
コントロール(ウエル2)に比べ、マイトマイシン処理(ウエル1)では細胞分裂像が少なく、ノコダゾール処理(ウエル3)では細胞分裂像が多く見られた.

トリプルウエル・ガラスベースディッシュの利点

●底面の歪みが少なく、長期間の3well観察が可能。
●96wellプレートと同じ量の培地量(200μl)で、添加する薬剤の量も節約可能。
●マルチウエルなので、コントロールに加えて複数の条件で同時系列で比較可能。

■微分干渉顕微鏡での観察感度比較

通常のプラスチック蓋ありの状態の観察では画像が不鮮明ですが、SkyLightガラスベースディッシュでは鮮明な画像を観察することができます。

■3970-035-SKを用いた場合の観察について

3970-035-SK(底部ガラス27mm)では、周辺部でPS蓋ありと同様に、画像が不鮮明になります。このとき見かけの光路にはPS素材は存在しませんが、光源からの光の一部がPS素材を通過してしまうためと考えられます。

■共焦点顕微鏡での多重蛍光染色画像
 画像提供:株式会社ニコン

● 使用培養容器:EZVIEW®96wellカルチャープレート
● 細胞株:HeLa(ヒト子宮頸がん由来)
● 染色条件
核:DAPI染色(青) / 細胞膜:CellMask DeepRed染色(紫)
ゴルジ体:Alexa568(緑)

● 顕微鏡:株式会社ニコン 研究用倒立顕微鏡Ti-E+共焦点レーザー顕微鏡システムA1+
● 倍率:40 × N.A.0.95