EZSPHERE® SP
EZSPHERE® SP
EZSPHERE® SP Spheroid forming culture ware
EOG滅菌済
iwaki

EZSPHERE®シリーズ製品は細胞培養容器の培養面に微細な穴(微細ウェル)を施しています。標準タイプ(微細ウェル-900)では口径約400~600μm、深さ100~300μmの微細ウェルが 培養面に隙間なく加工されています。また、その表面にはタンパク低接着コートが施されており、播種された細胞は微細ウェル内で均一なスフェロイドを形成します。

EZSPHERE®SPは均一かつ大量の細胞塊形成にご使用いただけます。微細ウェルサイズと細胞播種数により、スフェロイドサイズを調整可能です。

●EZSPHERE® SP製品のコート試薬はAGCグループ独自のポリマーをを採用しております。ポリマーの安全性試験データ取得済です。

※6wellプレートは形状リニューアルいたしました。

★受注生産品です。納期をご確認の上、ご注文ください。ご注文後のキャンセルはお受けできません。


品種コード 品名 微細ウェルタイプ ウェル数 内袋入数
(枚)
箱入数
(枚)

標準価格

(円/箱)

4000-900SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ35mm 900 約2,700 1 10 45,000
★4000-902SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ35mm, Type902 902 約2,700 1 10 45,000
4000-903SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ35mm, Type903 903 約1,300 1 10 45,000
★4000-904SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ35mm, Type904 904 約700 1 10 45,000
4000-905SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ35mm, Type905 905 約260 1 10 45,000
4010-900SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ60mm 900 約6,500 1 10 48,000
4020-900SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP ディッシュ100mm 900 約17,000 5 10 50,000
4810-900SP-N スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP マイクロプレート6well 900 約2,700 *1 1 1 27,500
TCI-4810-903SP-N スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP マイクロプレート6well, Type903 903 約1,300 1 1 27,500
TCI-4810-904SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP マイクロプレート6well, Type904 904 約700 1 1 27,500
4820-900SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP マイクロプレート24well 900 約470 *1 1 1 29,000
4860-900SP スフェロイド形成用 EZSPHERE® SP マイクロプレート96well 900 約100 *1 1 1 30,000

*1 プレート1ウェルあたりに施されている微細ウェル数です。 


大切なお知らせ

寸法等、製品仕様の値は、おおよその目安を表す概略数値です。製品仕様は予告なしに変更する場合があります 。


技術資料

特長

EZSPHERE®シリーズ製品は微細ウェルが培養面に隙間なく敷き詰められているため、ほぼ平坦な部分が存在しません。そのため、播種されたほとんどの細胞は微細ウェル内に落ち込み、細胞ロス少なくスフェロイドを形成します。

●均一なサイズのスフェロイド作製が可能
●スフェロイドを大量に作製可能:100mmDishサイズで微細ウェル数は約17,000個です。
●簡単に細胞播種・回収が可能:容器側面を軽くたたき、揺することで簡単にスフェロイドが回収できます。
●スフェロイドサイズを調整可能:6種類の微細ウェルサイズから適切なサイズを選び、細胞播種数を調整することにより、スフェロイドサイズが調整できます。
●EZSPHERE®SP製品はAGCグループ独自のポリマーを採用(ポリマーの安全性試験データ取得済)

6種類の微細ウェルで作製するスフェロイドサイズと各微細ウェルサイズの目安

微細ウェルサイズと細胞播種数により、スフェロイドサイズを調整

ヒト由来iPS細胞(201B7)の使用例(AGC先端技術研究所 提供)
EZSPHERE®容器と細胞播種数の組み合わせにより、①直径160μm、②直径240μm、③直径420μmにピークを持つ、胚葉体(EB)が得られた。目的サイズのEBを大量に調製できた。

AGCの先端技術研究所でのiPS細胞を用いた研究は、AMEDの「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」の一環として行われた。

φ35mmディッシュ 4000-900使用
● 播種400cells/微細ウェル
● 平均EBサイズ:157.2±29.4(μm)

φ35mmディッシュ 4000-900使用
● 播種2,000cells/微細ウェル
● 平均EBサイズ:226.9±50.8(μm)

φ35mmディッシュ 4000-905使用
● 播種9,000cells/微細ウェル
● 平均EBサイズ:381.3±115.7(μm)