IWAKIのポリスチレン製およびガラス製培養容器に各種細胞外基質(Extracellular Matrix:ECM)を薄層コーティングすることにより、光学的特性はそのままに、各種細胞の接着、増殖および分化を促進します。
■細胞接着と細胞外基質(ECM)
接着性細胞は培養容器底面(培養面)に接着することによって増殖しますが、この時にECMを必要とします。通常、細胞自身が産生するECMや培養液中の血清に含まれるECMを利用し細胞が接着伸展しますが、ECM産生能が低い細胞や無血清培養などでは、ECMが必要になります。細胞は細胞表面のリセプター(Receptor)を通じて、細胞外基質と結合します。
※ECMとは、コラーゲン、ファイブロネクチン、ラミニン、ビトロネクチンなど細胞の外にある細胞付着に関与する糖タンパク質の総称ですが、それ以外のポリリジンコート製品なども細胞接着を促進するコート製品であることから、ECMコート製品としてご案内しております。
●ヒト血漿由来ファイブロネクチンを無菌環境下で塗布・乾燥した製品です。
★受注生産品です。納期をご確認の上、ご注文ください。ご注文後のキャンセルはお受けできません。
品種コード | 品名 | 素材 |
培養面積 (cm²) |
内袋入数 (個) |
箱入数 (個) |
標準価格 (円/箱) |
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4000-031 | ファイブロネクチンコート ディッシュ 35mm | 3000-035 | 9 | 10 | 60 | ★41,300 |
4010-031 | ファイブロネクチンコート ディッシュ 60mm | 3010-060 | 21 | 10 | 40 | ★37,000 |
4020-031 | ファイブロネクチンコート ディッシュ 100mm | 3020-100 | 55 | 10 | 40 | ★64,900 |
寸法等、製品仕様の値は、おおよその目安を表す概略数値です。製品仕様は予告なしに変更する場合があります 。